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レオナルド・ダ・ビンチの傑作
「最後の晩餐」

■■サンタ・マリア・デレ・グラツィエ教会■■

▲教会の正面

▲教会の側面
サンタ・マリア・デレ・グラツィエ教会と言えば、レオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐」で有名なところである。イタリアを訪れたらこの名作を見ない手はない。数年前までなら長い行列を作って入場待ちしたものだが、現在は完全予約制になっており、できれば日本出発前に予約しておいたほうがよい。

▲教会横の「最後の晩餐」の入り口

▲入り口を入ったところ
ノルド駅前のVIA BOCCACCIO(ボカッチョ通り)を進み左折するとすぐに大きなクーポラのある教会が見えてくる。教会正面はCORSO MAGENTA(マジェンタ通り)にある。教会正面横くっついている建物が、修道院の食堂だったところ、つまり「最後の晩餐」がある。
内部は勿論、カメラなどの撮影は禁止で私語も慎まなければならない。入場人数に制限があるのでややこしいドアをいくつも潜り抜けてやっとこの名作に出会うことができる。

■■「最後の晩餐」■■

▲修復後の「最後の晩餐」(絵葉書より)
最近の修復は、20年余りの作業の後、1999年に終了した。ひと昔の修復では消えてしまったところに付け加えられた武運も多くあったが、今回の修復ではその付け加えられた部分も除去し新たな修復が施された。最大の困難は消えた部分よりも現存する部分に無数の細かい亀裂がはいっていることだったそうだ。

最後の晩餐1494年より作成が開始された。 壁画というと普通は「フレスコ画」の技法を使うのが一般的であったが、ダ・ビンチはあえて「テンペラ画」の技法を使っている。フレスコ画は絵が長持ちする反面、乾いていない漆喰に素早く色をつけていかなければならなかった。一方テンペラ画は修正などをしながらダ・ビンチの思うように修正などを加えながら描くことができたという。

**最後の晩餐の登場人物達**


▲バルトロマイ
テーブルの左端から首を伸ばし手をテーブルについている。

▲小ヤコブ
ペテロの左手で呼びつつ、アンデレの型に右手を置いている。

▲アンデレ
驚き、信じられい様子。彼の表情は前に引きつり手を広げ胸にあてている。
▲ユダ
彼の体は後ろに寄り、顔はキリストに向けられているが右手には金の入った袋を持っている。
▲ペトロ
ヨハネのほうに寄りかかり左手でその肩をつかみ、右手はナイフをつかんでいる。
▲ヨハネ
親しげな落ち着いた様子で下を向きながら、祈るように手を組んでいる。
▲イエスキリスト
絵の中央に描かれている。軽くうなだれながら目を軽く開いている。手はユダと分かち合った皿の上に。
▲トマス
左手の人差し指があげられている。まるで「私達のひとりが?」と言っているようだ。

▲フォリポ
問いかけるように両手を胸に当て、苦悩に満ちた顔をキリストに向けている。目はうつろで唇は軽く開いている。
▲マタイ
他の使徒たちと話をしている。頭はタダイのほうに向けられ手と腕はイエスのほうにさしかけられている。
▲タダイ
暗い表情で片手を挙げ、もう片手は胸に当て、問いかけるような身振りでシモンに向いている。

▲シモン
手は使徒達に向けられ、その目は彼らを追っている。



文・写真:吉田 新子   ご感想などおよせください。 ShinkoY@aol.com

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