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もう傾かない?ピサの斜塔

■■ピサと言えば斜塔!■■


▲これが有名な斜塔!
世界中の誰もが見たことがなくても「ピサの斜塔」と言うとピンと来る、あまりにも有名な斜塔である。フィレンツェから国鉄を利用して約1時間、バスでも1時間半くらいで行くことができる。私達はツアーではいつもバスで行くが大きなバス専用駐車場から斜塔行きのシャトルバスに乗り換えてすぐ近くまで行くことができる。斜塔の前には大聖堂(ドゥオモ)、納骨堂、洗礼堂などがあるので、ここまで来たらドゥオモや洗礼堂へ入ってみたい。
▲斜塔近くの露天のお店
シャトルバスを降りて斜塔まで歩いて数分。その道にはたくさんの露天のお店が開かれているが、まるでアフリカに来たかのよう。笑 黒い肌の人たちが斜塔グッズやアフリカグッズを売っている。バッグなど偽物商品も多く売ってあるが買わないように!

▲広場の入り口の見取り図

▲広場入り口から見た斜塔
斜塔、洗礼堂のあるところは城壁で囲まれているが、サンタマリア門から入るとすぐに見取り図がある。と言っても門を入ったとたんに斜塔が目の前にあるので一機に斜塔の方へと進むことになる。目の前に広がるのはミラコリ広場。緑のカーペットのような芝生の中に世界的に有名な斜塔などがある。

▲実はバナナ型の斜塔

ガリレオが落下の実験を行ったことで有名なこの斜塔はドゥオモの鐘楼として1173年、建築家ジョバンニ・ピサーノによって着工された。着工当初から地盤沈下により斜塔は傾き始め、3階部分まで達したところで一時中断されている。
後にジョバンニ・シモーネにより傾いた部分をまっすぐに修正しながら建築が再開されたので3階部分から上は少し湾曲している。その後14世紀の後半トンマーゾによってやっと完成を見た斜塔である。
長い時間を経て建てられた鐘楼は、傾きを修正しながら出来上がったもので「斜塔」となってしまった。

高さは北側は55,22m、南側55,52mとその差は70cm。この傾きは1年に1mm傾き続けてきたので全世界が「いつ倒れてしまうのか」と心配していたが、長い間の工事期間、斜塔にはワイヤーがいくつも貼り付けられ、斜塔の根元にコンクリートなどを流し込みようやくこの傾きは止まった。
やっとこのワイヤーも取り除かれ今のすっきりした斜塔がある。

● 斜塔には今では登ることもできるが、完全予約制で人数制限があるのでご注意を!


■■ピサロマネスク様式の傑作・ドゥオモ(大聖堂)■■

1064年にブスケートの設計によって着工された。ブスケートはかつてギリシャ人と考えられたが実際はここピサの出身である。その遺体はドゥオモを入ってすぐ左手にの質素な石棺に収められている。
▲質素な石棺

▲大聖堂(ドゥオモ)

壮厳な雰囲気の聖堂内では写真撮影もできる。中央にはジョバンニ・ピサーノが作った説教台(写真・下)がり、イタリアゴシック彫刻の傑作最高峰の作品と言われている。またモザイクで描かれたキリストなど圧倒されるが、説教台上付近のブロンズのランプはガリレオがこのランプが揺れる所を見て「振り子の法則」を発見しtがと言われ「ガリレオのランプ」と呼ばれている。
* 実際にはランプができる前に振り子の法則は発見していたらしい。

▲十字架の形の内部 ▲ジョバンニ・ピサーノの説教台 ▲ガリレオのランプ

■■音響効果が素晴らしい洗礼堂■■

▲入り口近くから見た洗礼堂とドゥオモ側からみた洗礼堂

広場入り口から一番手前にあるドーム型の建物が洗礼堂である。1521年ディオティサルビによって着工された。横にあるドゥオモに似せた材料とスタイルを採用し建設されている。建築作業はジョバンニ・ピサーノ、ニコラ・ピサーノらの指導の下に数百年にもわたり、完成したのは14世紀の末のことである。

▲クーポラに登る! ▲広いクポーラ ▲洗礼盤の横にて
広々とした洗礼堂の内部からクーポラを見上げるとピラミッド型をしている。中央には大理石の洗礼盤がありビザンチン様式の柱の上には青銅の近代彫刻が置かれている。洗礼堂の一番の驚きは音響効果である。その音響効果は手をパンパンとたたいてみてもわかるが、守衛さんが真ん中に来てくれて綺麗な響き声を聞かせてくれることもあるので聞き逃せない!「あー」とひとつの音程で声を出し、次々と3つの音を声に出すと、ひとりで出した声が見事に和音になって跳ね返ってくる。
上の写真はお客様が守衛さんの真似をしてエコーにトライしているところ!

■■ピサに来たらこのポーズ■■

▲ピサに来たらこんなポーズで記念写真を!
さあ、ピサに来たら是非このポーズで記念写真を撮ってみよう。定番ポーズだが、これは面白い! 斜塔から少し離れて支えるポーズをして、あとはカメラの近づき具合で斜塔と手の位置をうまい具合にあわせてみよう。こんな写真が出来上がります!
*写真撮影にご協力いただいたお客様方ありがとうございました。

文・写真:吉田 新子   ご感想などおよせください。 ShinkoY@aol.com

( 私のHP モバイラーツアコンの旅ちゃんねる もご覧くださいね!)


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