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スペインの古都・トレド

■■圧巻・トレドの全景と歴史■■

▲タホ川の向こうから撮ったドレドの景色

スペインの古都トレドは日本で言うなら奈良や京都のような所。スペインに来たら是非訪れていただきたいところである。トレドが歴史に登場したのは紀元前190年頃。イベリア半島進出を始めたローマに征服され、「トレトゥム」と呼ばれたのが「トレド」の名の由来だと言う。イベリア半島は約600年のローマ支配のなかで道路網が完備され、どんな山奥にも橋がかけられ、またキリスト教も浸透していった。
その後、ローマは衰退し西ゴート族王国の支配下となり、最初の発展期を迎えることになる。
8世紀のはじめ頃になると次はイスラム教徒によって支配権を奪われてしまうが、当時はキリスト教、ユダヤ教、イスラム教は共存していた時代である。
キリスト教徒による軍事力、イスラム教徒の農耕、灌漑、建築、工芸、ユダヤ教徒の科学、医学、国際的な金融感覚が一体となったトレドの文化水準は当時のヨーロッパでもずばぬけていたという。
イスラム支配の後、レコンキスタ(キリスト教徒たちの国土再征服)により時代は移り変わり、16世紀になるとトレドは統一されたスペイン帝国の都として繁栄していった。

現在トレド市はカスティーリャ・トレド県の県庁所在地で、日本の奈良市とアメリカのオハイオ州と姉妹都市関係を結んでいる。また、1940年にはスペイン政府により旧市街全体が重要文化財の指定を受け、1987年にはユネスコの世界文化遺産の指定を受けている。

▲様々な角度から見たトレドの町

■■旧市街中心にあるカテドラル■■
▲正面から見たカテドラル
私たちは1月1日にトレドを訪れた。この日はどの教会もミサが行われ入場はできないが、カテドラル正面にはキリストの誕生を現す飾り付けがしてあった。クリスマス前から1月初旬までこの飾りつけが見ることができる。

▲入口前の飾り付け
▲聖なるキリストの誕生の物語

■■迷路のような町並み■■

▲旧市街から見下ろした町並み
トレドの町には勿論観光バスは入れない。普通車がようやく通れるような道がほとんどだが、ちょっと道をそれるとそこは迷路そのもの。古い建物がぎっしりと壁のように並んでいる。その雰囲気は一種独特でトレドの魅力でもある。時間があったらゆっくりと散策すると良い。
▲少し道をそれるとまるで迷路のような道が・・・・

■■トレド名物あま〜いマサパン■■
▲マサパンの専門店もシーズン限定の飾り付け
トレドの名物「マサパン」はアーモンドの粉と蜂蜜などを練って作ったお菓子。専門店の店のウインドーはシーズン限定の綺麗な飾り付けが・・・「マサパン」も一層美味しそうに見えてくる。
お味はと言うと、かな〜り甘い。甘党の私には大丈夫だが独特の甘さが口の中に広がる。製造日から3ヶ月くらいは日持ちがするので日本へのお持ち帰りも大丈夫!!
▲8個入りのマサパン

■■サン・マルティン橋の眺め■■

▲ゴシック様式のサン・マルティン橋

この橋は13世紀の初めにゴシック様式で建設されている。建設されて約1世紀半後、カスティーリャの王位をめぐる戦いが起こり、その時に中央のアーチの部分が破壊されてしまうが大司教テノリオによって修復されている。橋から見下ろしたタホ川、町の景色も素晴らしい。


▲橋から見た町

▲見下ろしたタホ川の景色

文・写真:吉田 新子   ご感想などおよせください。 ShinkoY@aol.com

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