◆ジプシー逆切れ、反撃にでる◆


イタリアのツアーでは毎回、お客様には「すり、置き引き、ひったくり」などには十分気をつけて頂く様ご案内しています。日本と同じ感覚でいるとすぐに狙われてしまう日本人。
現金をたくさん持っている日本人は上客なのです。

観光中でなくてもホテルのロビーや朝食会場には誰でも入れる場所ですから、バイキングスタイルの朝食で椅子にバッグを置いて食事を取りに行くなんてもってのほか。
観光中やフリータイムにもすりの集団はうじゃうじゃいます。
私達添乗員などは結構見てわかるのですが、初めての海外旅行の方など全く気がつかないかも・・・・

先日のイタリアツアーでの出来事です。
ローマの免税店から指定の場所に迎えに来てくれたバスへ移動中のことでした。
免税店からバスまで100mくらいでした。
バスにもう着く、と言う瞬間ジプシーがツアーのお客様の中にわって入っていたのです。
私は先頭を歩いていたので、すぐには気がつきませんでしたが・・・・
なにやらざわついているので振り返って見たら、小さな赤ん坊を抱えたジプシー二人と男性のお客様がもみ合っていたのです。

私はとにかくジプシーとお客様を引き離し、お客様をバスへ誘導しました。
男性のお客様はかなりジプシーともみ合った様子でジプシーもかなり興奮していました。
お客様全員をバスの誘導した後、ジプシーは逆切れし、なんと私をぼこぼこに殴ってきたのです。

とほほ・・・・涙

その様子にやっと気づいたドライバーさんがジプシーを追っ払ってきれましたが・・・
その時のツアーの参加者は39名様。どうしても移動の時にはなが〜い行列になってしまいます。 狙われるのは勿論、しっかりとガードしていない「取りやすい人」となってしまいます。

バスの中でもみ合った男性のお客様に聞いて見ると・・・
そのご本人は被害なし。他の男性のお客様が財布をバッグから抜かれていました。
首から貴重品をぶら下げていたようなのですが、その瞬間、肝心のバッグには神経がいっていなかったのではないかと思われます。
お金には名前が書いているわけではないので、被害届けを出したとしても100%戻ってくることはありません。

お国柄が違うと治安もかなり違ってきます。
皆さん、「まさか・・・」と思うこともあるでしょうが、貴重品には常に神経をとがらせ用心してくださいね。ジプシーが反撃をしてくるなんてまれなことですが、覆われる前に大声を出したり貴重品をしっかりガードすることで被害は回避されます。

**ジプシーとは無国籍の人たちで、大半が10代の子供達がすりとなって働いています。複数の子供達などが新聞、ダンボール、スカーフなどを持って近寄ってきたらそれは標的になっているのです。赤ん坊を抱いた若い女の子も同じ。用心してくださいね。

 

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