◆シベリア大陸横断編(1)◆

2000年9月〜10月にかけて「日蘭友好400周年・シベリア大陸横断レールクルーズ29日間」と言うお仕事は、私にとってツアコン生活の中で一番思い出に残るお仕事となりました。
何せ、オランダノデンハーグから中国の北京まで10カ国をオリエント急行で横断すると言う途方も無いツアーだったからです。距離にして約1万5千キロ。列車だけのツアーでは世界記録だったそうです。
そのお仕事での思い出話はたくさんありますが、少しづつお話しましょう。

日蘭友好という大きなテーマがありましたから、参加者はオランダ人40名、日本人50名という大所帯のツアーでした。勿論、スタッフも日蘭双方乗り込んでいましたので、総勢約100名。日蘭の友好を深めながらのツアーでした。

私はオランダ語はできませんが、オランダ人は普通に英語を話す国民なので英語でコミュニケーションを取ることになります。
私はツアコンとしての役割はも勿論のこと、通訳としてオランダ人と日本人の掛け橋になり、パソコンを持って行っていたので、連絡事項や写真をメールで日本側に知らせると言う役割もありました。

29日間列車だけの旅とあって、ハプニングが続出しました。
毎日のように予想もつかないことが次から次へと起こってくるのです。
ツアーが始まり最初の8日間はハプニングの対応で睡眠時間2時間という日が続きました。
深夜までスタッフでミーティングを繰り返し、早朝に起きるという繰り返しだったからです。

ツアコンをしているとそういうことも珍しくはありません。
大きな団体をお連れし寝る時間もままならないということはよくある話しです。
しかし、この時ばかりは少々状況が違っていました。
列車だけの旅ということもあり、予定到着時間が大幅に遅れたり深刻な問題が山済みでした。

気力、体力を振り絞りながらのスタートとなったこのお仕事、行く先には何が待っているのか・・・少しづつお話しすることにします。

つづく

<<戻る